「稼げる資格って何があるの?」
「給料が多い仕事がしたい」
このように、給料が多い仕事にはどんなものがあるのか気になっていませんか?
年収1,000万円を超えるような仕事には、たとえば医師や弁護士など、難易度の高い国家資格を必要とすることが一般的です。
しかし、あまりにも難易度が高すぎて現実的に思えない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、資格取得の難易度と年収から本当にオススメできる稼げる資格3選について紹介していきます。
資格選びはリターンを意識することが大切
取得する資格を選ぶときは、そのために費やす時間やお金、情熱に対して、得られるリターンを考えることが大切です。
なぜなら、稼げない資格を必死に勉強して取得してもあまりメリットはありませんし、逆に稼げるからといって、高難度の資格を取得するために何十年も勉強するのは効率的ではありません。
難易度の高すぎる資格を「稼げるから」という理由だけでチャレンジしても、その気持ちが続かなかったり、いくら勉強しても合格できずに挫折する可能性は低いでしょう。
挫折すれば、そのためにかけたお金や時間を無駄にすることになります。
つまり、リターンが低いということです。
そのため資格選びは費用面と時間面を考慮して、その上で稼げる、かつ試験合格を十分狙えるものを選択すべきです。
資格を持っていることによって得られるメリットを考える
稼げる資格の特徴として、その資格を持ってないと仕事できない「独占業務」だったり、資格があることで独立できるなどのメリットがあるものです。
そういった資格は取得難易度こそ高いですが、資格を持つ意味が大きくなるので稼ぎやすくなるはずです。
特に、その資格を持っていればゆくゆくは独立できるとなれば、サラリーマンとは比べ物にならないくらいのお金を稼ぐことが可能となります。
本当にオススメの稼げる資格は以下の3つです。
ファイナンシャル・プランナー
日商簿記検定2級
プログラミング言語
最も稼げる資格は医師や弁護士、パイロット、公認会計士、一級建築士などの高難度の資格です。
しかし、それらはあまりにも資格取得が難しいため、現実的ではないと考えている人は少なくないでしょう。
1,ファイナンシャル・プランナー
まずオススメしたい資格がファイナンシャル・プランナー、いわゆる「FP」です。
ファイナンシャルプランナーは、顧客の相談に応じて資産運用を計画し、アドバイスする仕事です。人々が生活を営む上で直面する、マイホーム購入や相続、保険、年金、税制などといったお金に関する問題を解決します。
ファイナンシャルプランナーの資格は以下の2種類があり、それぞれ勤務先や業務内容によって求められる資格が異なります。
FP技能士 1級〜3級(国家資格)
AFP、CFP(民間資格)
ファイナンシャルプランナーとして働くためには、FP2級以上の資格を必要とされることが多く、資格取得後は実務経験を積みながらキャリアアップや独立をすることが一般的です。
平均年収は会社勤めで300万円〜400万円と低水準ですが、独立すれば年収1,000万円以上を狙える資格です。
また、FP技能士2級の合格率は30%〜40%前後とされています。
そのため、資格取得が現実的で、かつ高収入を目指せる資格としてファイナンシャルプランナーがオススメです。
2,日商簿記検定2級
続いてオススメしたい資格が日商簿記検定2級です。
主にお金の収支を記録・管理する仕事で、日商簿記の資格を有していれば、企業の経費計算、会計、給与計算、などといった経理業務ができるようになります。
特に2級は中小企業や大企業の、経理・財務に関する即戦力として評価されやすく、経理の仕事以外にも資格を武器に営業活動などができます。
日商簿記検定2級の有資格者は、基本給にプラスして手当が付くことが多く、勤め先によっても異なりますが年収400万円〜700万円は目指せるでしょう。
また、日商簿記検定2級の試験合格率は約11%〜47%とばらつきがあり、過去10回の平均合格率はおよそ24%と、十分合格を狙えるラインです。
そのため、高収入を目指すなら日商簿記検定2級もオススメの資格の一つです。
3,プログラミング言語
給料が多い仕事に就きたいならプログラミング言語の習得もオススメです。
プログラミングは資格ではありませんが、システムエンジニアになるためには必要なスキルです。
システムエンジニアとはWEBシステムやアプリ、ソフトウェアなどを開発する仕事で、システムの設計から、システム構築、動作確認などを行います。
勤め先の業種によってその年収は異なりますが、平均年収は400万円〜800万円で、独立やキャリアアップをすれば1,000万円以上も狙える仕事です。
プログラミング言語には「Java」や「PHP」「JavaScript」「Swift」など数十種類あり、スキル習得までの目安は200〜300時間とされています。
ただし、ほかの資格とは異なって実績や経験ベースで評価され、その評価基準も人によって差があるので安定した働き方ができない点がデメリットです。
とはいえ、これからIT技術の進歩に伴って需要が高まると予想されるので、プログラミング言語の習得は非常にオススメです。
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